会社に限らず、町会の集まりやサークルなど、新年会もしかりで、新年に集まるようなことがあると席上、必ずと言っていいほど催促されるのが抱負ではないでしょうか。
筆者の家ではその点曖昧ですが、子供の友人の家では、新年のお祝いで「今年の抱負」を述べた後に、お年玉が配られたといいます。明年から当家でもこれに倣おうかと・・。
子供の話によると、友人のお父さんは、馬にちなんだ話をして家族を激励したそうです・・。
少なくとも、企業に勤める社会人たるもの、聞かれようが聞かれまいが、様々な挨拶の機会も多いので、それなりに「新年の抱負・今年の抱負」を用意しておく必要があります。
なかんずく、今年就職する学生さんなど、内定式や入社前研修、はたまた入社後の挨拶などで、必ずと言っていいほど「抱負」を話すなり書いて提出するなりの場面に遭遇するので、早々に用意しておくべきでしょう。
本来抱負は、年明け前に準備しておくべきものです。年末に至り、昨年の抱負の実現状況を鑑み、新たな決意をして新年を迎えるというのがあるべき姿と言えるでしょう。
とはいえ、現実には、年が明けて「新年の抱負」に頭を悩ます人が多いという現実はいつに変わらぬことのようです。
午年の挨拶 ことわざ・格言と抱負
さて、本年2014年は午年(うまどし)です。新年の挨拶の際には良く、干支にちなんだ話が披露されるものですが、フランキーな場で「抱負」を述べるような際には、馬の良い「ことわざ」にあやかった抱負を述べるという人もいらっしゃるようです。
ただ、午年にちなんだことわざや馬に関する格言など、「挨拶の装飾」には向いていますが、「抱負」そのものを助けるようなものではなく、あくまでも「前向きな精神性」を与えるものに過ぎないと思われます。
あくまでも抱負は、自身はもちろん、他人が聞いてイメージができ、かつ実現可能な大きめの実践課題を提示すべきであるということを忘れてはいけません。特に、今年、社会人となる人たちはこの点に留意すべきです。
以下のようなおもしろいサイトがありました。
2014年 あなたに合った新年の抱負を診断
http://uranailady.com/fortune/birth11.html